奈良育英高等学校の学校情報

学校概要

奈良育英高等学校は、奈良市の文教地区に位置する私立の中高一貫校です。世界遺産に囲まれた環境で、生徒たちは豊かな歴史と文化に触れながら学んでいます。「偉い人になるよりは、まず誠の人として生きよう」という教育理念のもと、約1,000名の生徒が日々成長を遂げています。中高一貫教育の利点を活かし、6年間の計画的な学習指導により、確かな学力と豊かな人間性を育んでいます。

教育内容

本校の普通科には、生徒の個性と目標に合わせた4つのコースがあります。選抜コースは難関大学への進学を目指し、国際理解Gコースは英語力と国際感覚を磨きます。高大連携Sコースでは大学と連携した専門的な学びが特徴で、総合進学コースは幅広い進路選択に対応します。各コースでは少人数制授業や習熟度別クラス編成を採用し、一人ひとりの学力向上を支援しています。

学校生活

奈良育英高校の学校生活は、勉強と行事のバランスが取れています。年間を通じて様々な行事があり、特に9月の菫咲祭(文化祭)は生徒たちが心待ちにしているイベントです。昨年は3,000人以上の来場者があり、生徒たちの創意工夫を凝らした出し物が好評でした。また、10月のプレゼンテーション大会では、生徒たちが日頃の学習成果を発表し、コミュニケーション能力を磨いています。

部活動

本校の部活動は、文武両道を実践する場として活況を呈しています。特にサッカー部は全国大会常連の強豪で、昨年は全国ベスト8の成績を収めました。文化部では吹奏楽部が県大会で金賞を受賞するなど、各部が輝かしい実績を挙げています。運動部、文化部合わせて20以上の部があり、約80%の生徒が部活動に参加しています。放課後は部活動に励む生徒たちの活気に満ちています。

進路実績

奈良育英高校の進路実績は多岐にわたります。昨年度の卒業生200名のうち、国公立大学に30名、難関私立大学に50名が合格しました。医学部や法学部への進学者も毎年コンスタントに出ています。また、芸術系や体育系の大学への進学も支援しており、生徒の多様な夢の実現をサポートしています。キャリア教育にも力を入れており、OB・OGによる職業講話なども定期的に開催しています。

入学案内

奈良育英高校では、年間を通じて学校説明会を開催しています。6月と10月の土曜日に大規模な説明会があり、校内見学や模擬授業も体験できます。また、7月下旬から8月上旬にかけてオープンスクールを実施し、実際の授業や部活動を体験できる機会を設けています。入試は推薦入試と一般入試があり、詳細は学校のウェブサイトで確認できます。中学生の皆さん、ぜひ一度学校に足を運んでみてください。

特色のある教育方針

奈良育英高校の特色ある教育方針の一つが、国際交流プログラムです。毎年20名程度の生徒がオーストラリアやカナダへの短期留学に参加し、語学力向上と異文化理解を深めています。また、高大連携プログラムでは、近隣の大学と連携し、大学の講義を受講できる機会を設けています。昨年は10名の生徒が大学の単位を取得しました。これらの取り組みにより、生徒たちは早い段階から将来の進路を具体的にイメージし、目標に向かって学習に励んでいます。

学費

奈良育英高校の学費は、教育の質を維持しつつ、できるだけ保護者の負担を軽減するよう努めています。入学金、授業料、施設設備費などが必要ですが、詳細な金額は学校に直接お問い合わせください。また、成績優秀者や経済的支援が必要な生徒向けの奨学金制度も充実しています。昨年度は全校生徒の約15%が何らかの奨学金を受給しました。学費や奨学金についての個別相談も随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

奈良育英高等学校は、豊かな歴史と文化に囲まれた環境で、生徒一人ひとりの個性と能力を最大限に引き出す教育を実践しています。4つのコース制による細やかな指導、充実した国際交流プログラム、そして文武両道を実現する活発な部活動が特徴です。全国レベルで活躍するサッカー部をはじめ、様々な分野で生徒たちが輝かしい実績を挙げています。「誠の人」を育てる教育理念のもと、確かな学力と豊かな人間性を備えた人材を育成し、生徒たちの多様な夢の実現をサポートしています。